2014年02月12日

今まで続いてきたものが消えることは寂しいことだ

しかし、誤植がないことはいいことだ。

参考資料
天才日本語翻訳班による第2エキスパンションの格式と伝統ある名訳カードまとめ.jpg

そうです、今回のテーロス・ブロックの第2エキスパンションである神々の軍勢には誤植がないのです。
ついに日本MTGの歴史の一部に終止符が打たれたのです。

しかし、今回から誤植がなくなったということで、今まで誤植が続いたことの原因が明白になったこともまた一つの事実。
その原因を今まで放置したことも一つの要因かもしれませんが、
今回はその原因を探っていきましょう。

誤植がないことはいいことだ

Q.今まで誤植があったのはなぜなのか。

今回は誤植が無かったことの事実(BNG)と今までの誤植があった事実(WWK〜MBS〜DKA〜GTC)、そして過去に誤植がなかった事実(CON)
2009:コンフラックス       このときは誤植なし
2010:ワールドウェイク      プロローグ
2011:ミラディン包囲戦      誤植伝説オオアゴザウルスの始まり
2012:闇の隆盛          8積みファルケンラス事件
2013:ギルド門侵犯        誤植カードの多さに炎上
2014:神々の軍勢         誤植の歴史への終結


A1.印刷所の原因
翻訳班「ふえぇぇ、私のせいじゃないよぉぉ。印刷所のおっさんのせいだよー。」
参考資料 印刷所の記事
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/146
工場「もちろん、日本語版カードが英語版に封入しないようにチェックしています。」

他にも印刷所の話等については
http://mtg-halcyon.blog.jp/mtg-trivia.html

いくらなんでも印刷所のミスを誤植の理由と断定するのはひどすぎないだろうか。
しかし、それを実証する事実が存在する。
それは・・・印刷所の変更である。
ワールドウェイクからの印刷所がアメリカからベルギーの変更は話題でした。
そしてテーロスからは日本語版に限り、日本へ変更。
そうです、誤植があった時期と印刷所の変更がピッタリなのです。

ちょっと待った!印刷所の変更というだけで印刷所のせいにするのは早すぎる。
印刷所が変更されればどうなるのかはわかっているのだろうか。

A2.翻訳班の納期による原因
翻訳班「うほぉぉぉ!納期に間に合わないのぉぉ!」
参考資料…とくにないけれど最近話題になった誤植の参考資料
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20131021/E1382283585143.html
これ、艦これじゃねえか!MTG関係ないだろ、いい加減にしろ。
とお思いになるかもしれませんが、この話題が非常に興味深かったのです。
それが納期による原因という一説でした。
艦これブームと艦これ本の発売の差を考えると急ぎペースで作っている可能性があり、無茶な納期の設定による原因という疑いがありました。

話を戻すと、海外の印刷所の変更や印刷所と日本との距離による納期期限の設定に問題があった可能性が疑われるのです。
単純に印刷所の問題だけでなく、納期に間に合わせられない翻訳班の問題が考えられます。

同人界隈でも印刷所の納期が話題になりますね。早割もあるということですが、実際はそんなにうまくいかないという話も耳にしますね。


もっともこれらは事実を寄せ集めしたにすぎません。
真実は公式も関係者も取り上げていません。またプレイヤーも気にすることはなくなったので、いずれそれらは久遠の闇へと葬り去られていくことでしょう。

誤植や誤訳となるといつも翻訳者、進藤欣也氏が槍玉に挙げられ非難されてきしました。
しかし、闇の隆盛を最後に翻訳の仕事から去ったにも関わらず誤植が続く翻訳班の実態、
そして翻訳班というだけで槍玉に挙げて非難してきた人たちは他の翻訳班については取り上げない状況を見ると、いつもおかしいと思っていました。
他にも翻訳班はいますし、有名なジャッジさんが担当しているのにその人たちは指摘されていない。
非難する人もその人を叩きたいからという理由と翻訳班のメンバーについて知らない様が見えるのも関心しません。
また日本公式が誤植を見過ごそうとする現状も露呈しています。
参考資料 ドラゴンの迷路の誤植訂正アナウンス
http://mtg-jp.com/publicity/018357/
サイトが一新されてもこのページには未だにツイートボタンが設定されていません。
今までは設定したのに、なぜこのときだけボタンをつけなかったのか。
参考資料 ギルド門侵犯の誤植訂正アナウンス
http://mtg-jp.com/publicity/004200/
このときはツイートボタンをつけています。さすがに1つのページに300近くあったからといえ、公式が炎上を避けたいがための明らかなボタン外しは公式の魂胆が見え見えすぎます。

現在は公式翻訳記事も有名になり、定期更新と多数の読者で安定した環境がありますが、
記事のミスを指摘すると、それに対して返答もなかったり、果てには他の人から「誤訳が嫌なら翻訳記事読むな」と言う人まで出てくる始末。
違います、誤植の存在はゲームの挙動に大きく影響を与える可能性もあり、
最新エキスパンションといえばプレリリース大会という情報不足の状態からのゲーム進行になります。
またどのようなときでも初心者が参加する可能性もある以上、情弱という言葉で相手を叩いていくのは明らかな間違いなはずです。

最後に単純に日本公式への非難という記事に終わらせないために
また、日本公式関係者が見ないブログとはいえ見られてもいいように
最後に言い訳となる今回の誤植の素晴らしさで締めたいと思います。

A3. 誤植と5色という韻を踏まえた素晴らしき演出であった。

参考資料
ごしょくカードの歴史.png

コンフラックスと神々の軍勢、この2つのエキスパンションには2つの共通点があります。
1つは誤植カードが無いということ。
もう1つは5色カードが存在するということです。

そしてその間の第2エキスパンションには5色カードがなく、誤植カードがあるということ。
長く壮大な演出だったのでした。本当にありがとうございました。


最後に、やっぱり誤植がないことはいいことだ。
posted by 猿缶P(わむ麺) at 00:00| Comment(1) | MTG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お初です
ご推察の通り、印刷所が変わったことが一つの原因ではあると思いますが、私は特別短納期…というわけではなかったのではないかと思います。
むしろ、それまで以前と同じ工程日数で進めてしまった可能性の方が高いのではないでしょうか。
mtgに限らずカードゲームというのは非常に専門性の高い印刷物です。
例えばオオアゴザウルスの誤植は、万一校正者が見落としても、今までの印刷所なら「あれ?こいつクリーチャーなのにクリーチャーって書いてないぞ」ということに印刷前に気づいてくれたかもしれません。でも、新しい印刷所では、ーそもそもmtgを理解はおろか初めて見る人ばかりであればー…誤植に気づくのは難しいでしょう。
新しい印刷所で今までと同じようなルールを持った絵柄の印刷をするなら印刷前に印刷所と一緒により注意深く確認するための工程が必要なのですが、もしかしたらそれをWotC社か印刷所、あるいはその双方が怠ってしまったのかもしれないですね。
Posted by 通りすがりの印刷屋 at 2016年04月10日 19:19
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